FXよりも人生の方がもはやギャンブルだと思う件
っていう人多いけど、そんな人にちょっと言いたいことがある。
たしかにFXはギャンブル要素がなくはない。
正しくは、ギャンブルにしてるのはその人の相場スタンスなんだけども。
でも、その前にぼくはこう思います。
と。
FX以前に、そもそも人生がギャンブルな理由
極論を言えば、生まれること自体がもうギャンブルです
そしてその人生という短い時間に起きる出来事すべてがほぼギャンブルです。
なので、FXがギャンブルってのは的外れで、そもそも僕らがいきてる日々がすでにギャンブルなのです
生まれる時に親は選べない
通常の営みから生まれても、デザイナーベビーだとしても、基本的に生まれる前のことは僕ら自身にはコントロールできません
期待値もクソもなく、なすがままです
語弊があるかもしれませんが、
- 富豪の家にうまれるかもしれないし、
- 仲睦まじい両親のもとに生まれるかもしれないし、
- 虐待親の間に生まれるかもしれません
これらの選択肢は、ぼくらには用意されてなくて、生まれてからその環境に気づきます。
もはや、この世に生を受けることが完全なる運ゲーなわけです
運ゲー=ギャンブルですよね。
スペックは最初から決まっている
ぼくらは生まれた時に、最初のスペックは決まっています。
- 容姿
- 学力
- 身体能力
- 財力
後天的に身につくものもありますが、明らかな先天的なものはあります。
平等がよしとされる世の中ですが、そもそも不平等です
- 高身長
- イケメン
- 運動神経抜群
- 頭よし
- 家が金持ち
- 才能のかたまり
という現代のチートキャラもいれば、
- 低身長
- ブサメン
- バカ
- 家が貧乏
- 特段才能なし
というスペックを授かる人もいます。
残酷な現実として、どっちが人生ヌルゲーかといえば、前者ですよね。
そもそものスタートが違います。
とはいいますが、努力で埋まらない壁はありますよ?現実的に考えて。漫画のようにうまくいく世の中ではありません。
そしてこのスペックも、基本的に両親の遺伝子レベルによる部分が大きいので、生まれる前のぼくらにはなんの選択肢もありません。
ゲームのように、最初に装備を選ぶ機能は人生にはないわけで。
昔は奴隷身分があり、今は奴隷身分はないですが、やはり生まれるときからスペックに差がでてしまい、一切選べないのは、ギャンブルそのものですね
人生における全ての選択肢がギャンブルです
物心つく時から、ぼくらはいろんな選択を迫られますよね
- 着る服
- いく学校
- つるむ友人
- 恋人
- 結婚相手
- 子育て
などなど。無数の選択肢の結果、今に至ります。そしてその選択はこれから死ぬまで続くわけですね。
この選択肢は、自分で選べますが、その結果どうなるか?は不確実な未来の一要素でしかありませんね。
ドル円の今後の値動きが、どっちか予想はできるけど、確実にはわからないように、
- 今日着た服で、関わる人が変わるかもしれません
- いく学校の選択で、関わる人間関係が大きく変わるかもしれません
- その恋人は、癒しではなく負荷になるかもしれません
- 結婚相手は、結婚後に大きく性格が変わるかもしれません
- 可愛い子供が、未来に大事件を起こして、家族を不幸にするかもしれません
- その会社にいたことで、不遇の未来が待っているかもしれません
ちょっとネガティブ寄りに書きましたが、もちろん逆もあります。
でも、選択の結果の未来は、誰にもわからないわけです
京アニの事件を例に出すのは不謹慎かもしれませんが、世界にほこるアニメ制作会社のメンバーに選ばれた人は、さぞやりがいがある未来がまっていたはずです
しかし、たったひとりの悪意により、未来をうしなうことになりました。
この未来はだれも想像できなかったはずです
もし、その会社を選ばなかったら、やりたいことができない代わりに、今後の未来が残っていたかもしれません
このように、人生における選択肢は、すべてギャンブルな訳です
一切わからないものに、各自でBETして、いきることが人生。
今日食べた食事により、食中毒になり命を落とすこともあります。
まさに人生とは、ガチャなんです
なにが出るかわからない。出してみないとわからない。
これは恋のツキという漫画をよむとよくわかります。
FXはギャンブルなのか?
たしかに、適当な資金管理で、努力もせず、適当買ったり売ったりしてればそれはギャンブルです
なんの根拠もないので、運ゲーです
大勝ちするかもしれない。でも大負けして借金まみれになるかもしれません
でも、FXにおける選択肢は限られていて、未来は制限できます
FXはスタートとゴールを設定できる
FXは自分ですべて選択でき、その選択肢は基本的に以下に分けられます
- どこでエントリーするか?
- どこでイグジット(決済)するか?
- どれくらいのリスクを負うか?
この3つです
そしてこれらすべては、明確に自分でコントロールできます
値動きの勉強をすれば、
と、勝てそうなポイントはわかるようになります
そして、
と、リスクの制限もできます。(ロット数と損きり幅)
それをしっかり守れば、未来は確定できます
- 負けても-1万円
- 勝てば3万円
などと、不確実な未来の値動きだけど、その結果はコントロールできます。なぜなら、エントリーと決済とロットの大きさの裁量が自分にあるからです
人生のように、スタートを選べないこともないし、未来(ゴール)が不確実のままコントロールできないことはありません。
相場の中で、理不尽というものはほとんど起きないのです
この、どんな値動きしようが、未来におこる結果を制限できる点で、人生に比べたらギャンブル性は下がります
FXをギャンブルにするのは、自分の無能さ故です
- 資金に見合わないロット計算
- 適当なエントリーとイグジット
- リスクリワードの不適切さ
- 感情のコントロールの未熟さ
など、ギャンブルになるのは自分の立ち回りが雑だからです
リーマンショックなどが起きても、うまく立ち回る人は生き残ります。
でも感情に負けて冷静に対処できない人は大金を失います
目の前におきてるリーマンショックという現象はだれに対しても平等におきてます。
その中の選択を誤るから、ギャンブルになってるんです
逆に、しっかりたちまわればリーマンショック級のショックが起きても、むしろ儲かったりします。こちらの本の著者は、それで1億円を稼いだそうです
人生においては、起きる悲劇は不平等です
- どんなにまじめに生きてても、不遇な事故や他人の悪意によってどん底へ落とされる可能性があります
- どんなに悪人でも、大金を稼ぎ、うまい飯を食い続け、いい女を抱き続けるかもしれません
立ち回り云々がどうにもできないショックが人生には起きます。しかも予期できない。
僕自身も、今日の帰り道に刺されてしまうかもしれませんしね。
リーマンショックのように、だれに対しても平等な事故ではなく、特定の誰かだけに起こるショックが人生にはあります
FXでは「なにもしない」という選択肢がある
人生では、なにもしないってことが選べませんよね
よほど金のある家に生まれ、資本主義ゲームをそもそもクリアしてれば、引きこもって一生ゲームして生きていけますが、一般人がなにもしなかったらただ堕ちていくだけ。
しかし、FXにおいては「なんもしない」というのが可能です
なにもしなければ、なにも起きません
って思うのであれば、なにもしなければ損することはありません
それが1週間続いても、だれもなにも言いません
得もないけど、損失を積極的に回避できます
でも人生は、なにかとなんかしないといけない毎日ですよね
なにかするということは、なにかにアプローチするということです
その結果が、損失だとしても、なんかしないといけないわけです
大人になればなるほどに、それは顕著になります
子供ができれば、なんもしないなんてことは不可能になりますしね。
「なんもしない」がゆるされるというのは、ギャンブル要素をとことん下げます。
もちろん、リスクを取らない分、リターンもありませんが、人生というギャンブルは、常にリスクを抱えてるのに、リターンが予測できないわけですね
そもそもギャンブルな人生の、マネーゲームを楽しもう
人生はギャンブルです
1秒1秒の選択が、常にリスクをはらんでいます。
今食べてるもので死ぬかもしれない。今日の車の運転で事故るかもしれない。
人生には、予期せぬ第三者リスクがとっても多いです
それにくらべたら、FXなんてただのお金遊びですよね
もちろん、てきとーなトレードすれば負けますし、破産もする世界です
でも、
- 基本的にチャートと自分だけの世界で、
- 誰かに邪魔されることもなく(第三者リスクがない)
- 結果が自分でコントロールできて(決済の自由)
- すべての人に平等である(チャートは誰でも同じものをみています)
- 経歴など関係なく同じ環境で挑戦できます(犯罪歴があっても、容姿に恵まれなくても関係ないです)
もちろん、お金がある人がつよいのは人生と同じですが、そこくらいしかステータスに左右されません
そんで、お金は正しくやれば増えていきます
こんなすてきな世界はないですよ。マジで。
と思ってる人は、そもそも僕ら自身が、人生というクソ難易度たかめのギャンブルをプレイしてると思って見て欲しいですね!