【悲報】FXはマイナスサムゲームです。ゼロサムゲームですらありません
この疑問にお答えします
実はこの議論にはいろんな考え方があって、
- 国の介入があるから市場が大きくなるからうんぬん
- いや、むしろマイナスサムゲームだ
- ゼロサムゲームだろ
などなど…
ぼくは現在月20~40万円ほどFXで稼いでいる凡人ですが、ここらへんに関して一つの答えを持っています。根拠をまじえてまとめます
FXはマイナスサムゲームです
結論をいいます。FXはゼロサムゲームどころかマイナスサムゲームです
誰かの損=誰かの得になり、総額は一定であること。たとえば、ぼくとあなたが1万円ずつ賭けて、コイントスで表裏あてた方が2万円もらえるゲームがそれ。当てた人は、はずした人の損した分得をしますよね。動いたお金の総額は変わりません。
マイナスサムゲームとは?
賭けたお金がまず減って、残りを市場参加者でゼロサムゲーム的に配分するゲームです。上記コイントスの例で考えると、もしそのゲームに胴元がいたとします。
胴元の取り分が賭けたお金の5%とすると、ぼくとあなたが賭けた総額20,000円から10%が減ります。つまり18,000円が市場に流れます。その18000円を、ぼくとあなたで取り合う感じです。
現実世界では、宝くじや競馬などがそれにあたります。
で、FXってどっちに近いと思いますか?
FXがゼロサムゲームではなく、マイナスゲームである理由
ではなぜ、FXはマイナスサムゲームなんでしょうか?
その理由を以下にまとめます。
FXには、胴元へ払う手数料がある
それが証券会社、正式にはブローカーです。
ぼくらがエントリーする際に、スプレッドというものがとられます。海外ブローカーだと、スプレッド+外付けの手数料がかかったりします。
この時点で、市場に流れたお金は減ってますよね。胴元は必ず勝ちます。最初に手数料が確実に取れるからです。
ぼくらは、その残りでゼロサムゲームをやってるわけです。
FXには税金もある
当たり前ですが、稼いだら、税金がかかります。
国内ブローカーを使ってる場合、税率はだいたい一律20%です。
これは事業収益の累進課税に比べればかなーーーーりお得ですが、それでも稼いだ分の20%がかかるわけです
ちなみに、為替相場の一大参加者である中央銀行は、いってしまえば国策のために動く側面もあります。国策ということは、税金がつかわれることもあります。
ってことは、FXはこんな感じなんです👇
- エントリーするたびにまずはお金が減る
- 負ければさらに減る
- 勝っても税金で減る
- 国策による為替介入で急激な値動きがあって損したりする
基本的には、お金が減るほうの期待値が高いゲームです。
FXは、負ける可能性の方が高い
これがネックなんですが、FXは基本的に負ける可能性の方が高いんです
その理由は、
- 基本的に市場予測はできない
- ダマしが多い
- 突発的な要人発言で予想だにできない動きがある
などなど「こうすれば、必ずこうなる」という方程式がないので、基本的にみんな負ける前提でやる必要があります
プロトレーダーですら、勝率7割あればいい方だと言われていますし、勝率が高くても1回大きな負けをすれば利益がなくなったりもします。
なのでリスクリワードが大事なんですが、そこがしっかりしてないと負けていくんですよね…。
なので、損しやすいって意味でもマイナスサムゲームなんです。
FXは資本家による一般大衆の究極の狩り場
FXは、いろんな世界がある中で、圧倒的にわかりやすい弱肉強食な世界です
FXには、大小様々なプレイヤーが参戦してます
- 資本家
- 銀行
- 大手ファンド
- 一般大衆
- プロの個人トレーダー
これらの人が利益をとりあってるわけですが、金融の世界では圧倒的に金持ちが有利です
- 銀行は一般大衆の注文がみれる=それを参考に取引ができる
- 大手ファンドは、資本力や情報力を武器に一般トレーダーより優位です
- これらの巨人は、メディアでの情報操作などをし、一般人に損失を誘発します
- 商いの少ないときに巨額の資金を動かすことで、急な値動きを起こして一般トレーダーの損切りを起こします
例えば急な値動きの例として、大きければ、2019年1月3日のフラッシュクラッシュのような動きがおこります
つまり、FXにおいて一般トレーダーはそもそも不利なんです。ここも、マイナスサムになりがちな理由の一つ
株式投資はプラスサムゲーム?
株式には現物と信用がありますが、根本的にはFXと同じです。
株の場合は、投資先の企業の時価総額があがれば、市場参加者みんなの保有株式の価値があがるので、みんな得します
が、それはもってる人はの話であり、時価総額があがればの話です。
株式にも、
- 株価が下落することもありますし、倒産して紙切れになることもある
- 胴元への手数料も税金もある
- 誰かの損は誰かの得になる
要素があります。
株式投資とFXの違いは、サーキットブレイカーの有無
FXはこれがありません。なので、想定外の値動きがあろうともどこまでも動きます。そしてそのケツはあたりまえですが誰もふいてはくれません。笑
なぜ誰かの損が誰かの得なのか?
それは、FXに限らずトレードが需給でなりたってるからです。
需給とは、買いたい人と売りたい人がぶつかることで取引が成り立つってことです。
以下の画像をみてください
この画像のように、底値の赤丸であなたが買っていたとします。で、青丸で利益確定の売りをしようと考えたとします。
あなたが利益確定できるのは、青丸で買ってくれる人がいるからです。(あなたの売ったものを買ってくれる)
そして、青丸で買った人は、そのあと下落に巻き込まれ、損をします。
売り買いが錯綜することで取引が成り立つので、あなたが損をするときは、誰かが得をして、あなたが得をするときは、誰かが損をしているってわけです
FXはゼロサムゲームどころかマイナスサムだけど、稼げます
なんか怖い記事になりましたね。笑
これからFXやろうとしてる人には嫌な感じかもしれません。
が、希望もあります。
というのも、FXは努力をすれば、いつしかかならず勝てるようになるものだからです
その理由を軽くまとめます
- 一部のクジラを除き、市場参加者の条件は平等
- 自分が相場に対して正しい立ち回りができればいい
- ルール改変が少なく、勝てるようになればあとは繰り返し
- 実際勝ててるトレーダーが増えている
- 金持ち層のほとんどがトレーダーである事実
くわしくは別記事でまとめますが、基本的に相場はだれにたいしても平等に表示されます。
あなたのチャートではドル円が100円で、僕のチャートでは110円なんてことありません。笑
つまり、正しい相場にたいしての立ち回りができれば、勝てるトレードはできるわけです。
そしてそれは、検証をつづければ得ることができます。
さらに、金融市場はビジネスと違い、消費者ニーズの変化や競合との戦いもありません。
税制改正はあれど、ルール改変が少ないので、一度勝てるようになると、継続してかてたりします。(勝率100%は無理です)
さらにうれしいことに、勝ててるトレーダーが増えているんです。
ツイッターなどみればそれはわかりますね。
そして、このツイートをみるとわかるように、金持ち層には圧倒的にトレーダーの比率がたかいんです。
国税庁によると2017年に年間1億以上稼いだ人2万3500人
その内株為替トレーダー56.4%
ぶっちぎりの割合で13254人も居る
単純にトレーダーランキング1万位でも1億以上日本で高額と言われるプロ野球界でも年俸1億超えは上位約100人
難易度とリターンが明らかにバグってる
資本主義社会でのチート職業
— SGひーこ (@SGhi_ko) 2019年6月27日
これ国内ですよ?夢ありますよねー!!!
FXはマイナスサムだけど、逆に勝てるようになるとチート職業と化します。
凡人が顔も出さず、会社も作らず、従業員も雇わず、借金もせずにゼロから年間1億円以上稼げる可能性のあるものなんて限られてますよね?
だから、マイナスサムだけど圧倒的メリットのあるものなんです。
リスク管理さえしっかりしてれば、破産ってこともありませんしね!
FXはマイナスサムゲームだけど、ひとりでできるし、経歴も見た目も関係ないし、借金する必要もない上に、国内の年1億以上稼ぐ人の半数がトレーダーってだけでやる価値しかないよね🐶凡人がひとりで富裕層にはいあがるためのクモの糸だと思います
だからぼくはやる
— 為替犬@凡人のデイトレード (@bonjinfx) 2019年7月7日